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活動プロジェクト

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ピース バイ ピース コットンプロジェクト

クリニクラウンプロジェクト

ピース バイ ピース コットンプロジェクト

オーガニックコットン製品を基金付きで販売し、その基金を生かして再度オーガニックコットンを栽培するプロジェクト。原料の輸入、紡績、製品化までをオーガビッツでサポートしています。
プロジェクトの仕組みについてはこちら


運命の軍手が育む元気な大地!

Project のきっかけは、株式会社フェリシモの葛西さんの「混沌とする時代に何か自分でも出来る事はないか」という想いから…。そこから基金つき軍手「mente(メンテ)」が生まれます。

軍手は軍用手袋のこと。これを手と手でつないで幸せなものにしたかったのです。しかし「基金で支援した子ども達が大人になる頃にはもう、綿花栽培が出来る場所が地球上に残っていないかもしれませんよ」と言われた言葉から、化学肥料による土壌劣化や農業従事者の健康問題を知るようになりました。 そしてこの一言から、基金を大地のメンテ(mente)ナンスに活用する循環型プロジェクト「Peace by Peace Cotton Project」がスタートしました。

綿花の主要な生産国はそれぞれ深刻な問題を抱えるものの、中でも農業従事者の健康被害や児童労働、借金による農民の自殺など、すぐに何らかの手を打つ必要がある国、それがインドでした。 しかしインドの抱える問題の深さは途方も無いものでした。当時JICAインド事務所に駐在し、フェリシモ&豊島チームのプロジェクトチームの対応にあたった山田さんはこう述懐します。 「JICAとしては個別企業の便宜を図るようなことは出来ないのですが、これはインド国内の農業及び日本のアパレル業界全体の利益にもつながるテーマで、僕個人としてもJICAとしても民間の資金を公共に活用する手段とし非常に興味深い活動だと思ったのです」 「おそらく他の担当者だったら“難しい”の一言で終わったでしょうね」


オーガニックコットンの意図でつながったプロジェクト

JICAインド事務所の協力を得て1年掛けて行った現地調査の結果、めぐり逢ったNPOが「Chetna Organic Farmers Assosiation」です。オーガニックコットンの栽培ノウハウ、綿花のトレーサビリティーがしっかり取れることなどの基本的な技術に加え、農民が借金をしなくて済むこと、土地の疲弊を防ぐための有機作物の輪作指導など、農村に入り込んで彼らの生活に密着したサポートをしている農業のプロフェッショナル団体です。

小さな想いからスタートしたプロジェクトが、様々な運命の出会いを経てオーガニックコットンの糸で繋がりました。「現在、オーガニックコットンのシェアは世界のコットン全体の1%に過ぎません。この比率を10%まで高めることがPeace by Peace Cotton Projectの目標であり、オーガビッツの目標もあります。10人に1人がオーガニックコットンを自然に選択する時代が来れば、そこから新たなトレンドが産まれ、状況が一気に変わる可能性が有ります。その為にはより多くの会社が手を組むことで、活動の幅を拡げていきたいと思います」それがこのプロジェクトのメンバーの今の想いです。 「綿花で作る軍手で、大地をメンテナンスする」という意味の「mente」。

様々なクリエイターの手によるかわいらしい模様がプリントされた軍手の値段は1組1000円。そのうち200円が「Peace by Peace Cotton 基金」として活用されます。 「mente」の他、多くの企業やブランドとのコラボレーションT シャツ、ワンピース、デニムジーンズや帆布バッグ、播州織りのシャツ、絣(かすり)アイテムなどの商品を実現。未来に向けてどんどん進歩を続けています。

このプロジェクトで集まった基金は、現地パートナーのチェトナ・オーガニックに拠出し、インドでの綿花栽培の研究・開発や、現地の子ども達の就学支援の為の活動に使われています。2012年の2月時点で1000世帯を越える農家がプロジェクトに参加。2エリア10村の4つの学校を支援。 約170人が復学し、100以上が奨学金を受け取っています。今後は更にプロジェクトの範囲を拡げていきます。


クリニクラウンプロジェクト

Peace by Peace Cotton Projectは2011年のグッドデザイン賞を授賞。 オーガニックコットン製品を基金付で販売し、その基金を活かして再びオーガニックコットンの栽培を支援するという無形の活動全体が優秀なデザインとして評価されました。