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オーガニックニュース

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「オーガニックおよびオーガニックコットンに関するライフスタイル調査」

8月29日は“オーガビッツの日”

「オーガニックコットン」の認知度が約7割に増加!

~ オーガニックコットンを正しく理解できている人は12.3% ~

繊維専門商社の豊島株式会社(代表取締役社長 豊島半七、名古屋市中区錦2-15-15、以下豊島)が推進するオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ」は、より多くの方にオーガニックコットンを知って頂き、親しみを持って頂くために、2014年から8月29日を「オーガビッツの日」と制定しています。その「オーガビッツの日」にちなんで、オーガニックコットンの正しい知識を啓発するため、全国の10~60代の男女1,236名に対して今年も「オーガニックおよびオーガニックコットンに関するライフスタイル調査」を実施しました。
その結果、「オーガニックコットンを知っていますか」と尋ねたところ全体の24.8%が「知っている」、44.7%が「名前は聞いたことがある」と回答し、約7割(69.5%)の人がオーガニックコットンのことを知っていることが分かりました。
2015年に行った同調査ではオーガニックコットンの認知度は55.3%、また2016年は60.6%でした。今年は69.5%と徐々に増加し、2015年と比較すると14.2ポイント増加し、オーガニックコットンが広く世間に認知されてきたといえます。

 

 

【1】 オーガニックコットン製品の素材の原産地や生産国を確認する人は約6割
衣類を購入する際、「素材の原産地を確認するか」を尋ねたところ、「すでに行っていて、今後も取り組みたい」と答えた人は全体の26.0%、「これまでは取り組んでいないが、今後は取り組みたい」と答えた人は全体の29.4%となりました。また、「生産地や生産国を確認するか」を尋ねたところ、「すでに行っていて、今後も取り組みたい」と答えた人は33.4%、「これまでは取り組んでいないが、今後は取り組みたい」と答えた人は全体の29.0%となり、約6割の人が生産国や素材の原産地を確認することが分かりました。

 

【2】 オーガニックコットンを正しく理解できている人は約1割(12.3%)
オーガニックコットンの認知度は広がってきましたが、実際に正しく理解されているかを調べました。
まず、「オーガニックコットンは、原料の段階では普通のコットンと変わりない」ことを理解しているかを尋ねたところ、「理解している」と答えた人は全体の12.3%となりました。「なんとなく理解している」と答えた人は27.0%、「知らない」は60.7%という結果になりました※1。
また、「環境汚染の改善や生産者の健康保全を目的にしていること」を理解しているかを尋ねたところ「理解している」と答えた人は全体の12.2%※2、「3年以上化学薬剤を使わない畑で、一切の農薬や化学肥料を使用しないで栽培された綿花のことを指すこと」を理解しているかを尋ねたところ「理解している」と答えた人は10.6%※3となりました。
※1、※2、※3 「オーガニックコットンの名称・名前を知っていて、どういうものか理解している」または、「オーガニックコットンの名称・名前は聞いたことがあるがどういうものか分からない」と答えた人への質問

 

 

【3】 オーガニックコットン製品の購入経験者は約3割以下
オーガニックコットンについて、広く世間に認知されてきたことが分かりましたが、実際に購入している人は、どれくらいいるのでしょうか。オーガニックコットンを知っている、名前は聞いたことがある人にオーガニックコットン製品の購入経験を尋ねたところ、購入したことがある人は29.9%と、3割を切る結果となりました。
また、「オーガニックコットンと普通のコットンの価格を比較したとき、どちらが高いイメージ」があるか尋ねたところ、全体の82.3%の人が「オーガニックコットンの方が高価」と回答しました。購入に至らない大きな要因は、「価格が高い」というイメージにあるようです。

 

 

 

【4】 オーガニック製品は価格勝負!?
オーガニック製の洋服を選ぶポイントは価格、品質、デザイン性に。
洋服と食品・飲料品のオーガニック製品を購入する際に選ぶポイントについて尋ねたところ、ともに「価格」が1位(洋服:41.7%、食品・飲料品:44.9%)となりました。2位以下の結果を見ると、オーガニック製の洋服を選ぶポイントは、2位「品質」(35.8%)、3位「デザイン性」(26.7%)、4位「ブランド」(21.1%)となりました。一方、オーガニック製の食品・飲料品を選ぶポイントは、2位「原産地」(39.9%)、3位「安心・安全性」(36.2%)、4位「品質」(35.1%)と、両者に違いが現れました。食品は口に入れるため原産地や安心・安全、成分を確認し、選ぶポイントとする方が多いのだろうと推察できますが、コットンも農産物のひとつであることから食品・飲料品と同様に原産地や生産・製造者を確認し、購入の際の選ぶポイントとなっていくかもしれません。

 

 

 

■今回の調査を受けて
オーガニックの認知度が高まる中で、オーガニックコットンについての情報を正しく伝え、普及させることがオーガビッツの使命であると認識しています。
オーガニックへの関心は、2016年に大手小売チェーンが日本初のオーガニックスーパーマーケット「Bio c’ Bon」(ビオセボン)がオープンしたことなどから、徐々に高まってきました。
また、オーガニックコットン市場では、比較的安価なオーガニックコットンを多く目にするようにもなってきています。さらに、オーガニックコットンがきっかけとなり、綿花産業が抱える環境問題や社会問題を解決しようとする新たなムーブメントも起きてきました。たとえば、「BCI(ベターコットンイニシアチブ)」「フェアトレードコットン」などはその一例で、地域や個々の状況に応じた持続可能な生産基準を満たしたコットンを指します。このように環境に対する意識が高まるとともに、オーガニックコットンの認知度が上がりつつあると考えられます。
調査の通り、食品に関しては原産地や安心・安全性、成分などに考慮してオーガニックを取り入れる人が多い一方で、同じ農産物であるオーガニックコットンへの理解については、発展途上です。綿花を祖業とする豊島が、伸びしろのある日本のオーガニックコットン市場発展に寄与すべきだと考えています。
オーガビッツは今後、日本では自給率0%と言われるコットンを自宅で栽培できるオリジナルキットの開発・販売(予定)し、オーガニックコットンを身近に感じていただけるよう、新たなアプローチを予定しています。オーガビッツの理念にもあるように、今後も消費者にとって手の届きやすい商品供給をすることにより、綿花の生産者の健康と地球環境に貢献していきます。