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コラム

ソトコト 8月号 六本木で、和綿やオーガニックコットンを考えよう! 「オーガビッツ」が『六本木農園』で和綿の苗植えを実施。

 

  東京メトロの六本木駅から徒歩1分。コンクリート・ジャングルの都会のど真ん中で、綿、しかも日本の固有種である和綿を育てていることをご存じだろうか? 実施しているのは『六本木Cotton Club』。活動2年目となる今年、メンバーのオーガビッツ、ソトコト、J-WAVE、渡良瀬エコビレッジ、キャントンが集まり、渡良瀬エコビレッジで育てた和綿の苗植えが行われた。会場には、オーガビッツプロジェクトに取り組む繊維専門商社豊島の豊島半七社長も参加し、にぎやかなひとときとなった。

 渡良瀬エコビレッジの町田佳子さんの手ほどきを受けながら、20センチほどに生長した和綿の苗を植える豊島社長。ぎこちない手つきながらも、しっかりと土をかぶせて、ちょっとした達成感。「綿は強いですし、あまり手入れもいらないので、きっと育ちますよ。農薬は使わず、雑草は手で抜いて育てます」と参加したメンバーに説明する豊島社長。都会のヒートアイランドは、乾燥を好む綿の生育には適していたようで、昨年は予想よりもよく育ったそうだ。

渡良瀬エコビレッジの町田さんから教えてもらいながら、和綿の苗を植えた。

「およそ170年前、綿花商としてはじまった豊島にとって、綿は原点。しかし、今、綿花栽培は大量に使われる農薬や化学肥料による環境汚染や人種差別、児童労働など問題も抱えています。オーガビッツは、そうした問題を少しでも解決するために、環境への負荷の低いオーガニックコットンの栽培を増やしていこう、と10年前にはじまったプロジェクトです」と豊島社長。その活動を通じて、失われようとしていた和綿を種から復活させていた渡良瀬エコビレッジを知り、6年前からその活動をサポートしてきた。

左:六本木の土にしっかりと根を張った和綿。
右:30本ほどの苗を植えた一角に『六本木Cotton Club』の立て札を設置した。

「最近では、消費者の方々の環境への意識も高くなり、食べ物はオーガニックや生産者の顔が見える、ということが選ぶ基準になってきていますが、着るものにはなかなかそこまで意識がいきません。しかし、綿も野菜と同じ農産物。六本木なのに畑がある『六本木農園』で、和綿を種から育てることで、多くの人に綿栽培とそれをめぐるさまざまなことについて知っていただきたいと思っています」

この日参加した豊島の社員。社長を筆頭に、広報なども参加し、にぎやかになった。

 この6 月から、J-WAVEの番組『WONDER VISION』内で始まった「orgabits FRONTIERS」でも、こうしたことをリスナーに伝えていきたいと豊島社長は語る。「私たちの取り組みは小さなものかも知れませんが、まず行動することが大事だと思っています。やってみて、また考えていけばいい。コツコツと、みなさんにオーガニックコットンのことを伝えていきます」。会場には、『WONDER VISION』のパーソナリティを務める平井理央さんたちも取材に訪れていた。

和綿の収穫を迎える10月まで、和綿は六本木でスクスクと育つ。その様子を見に来てはいかがだろうか。

左:自ら軍手をして和綿の苗を植える豊島社長。大きく育つように願いを込めて。
右:「こうした活動は長く続けていきたい」と語る豊島社長。

オーガビッツの商品も展示された。

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