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コラム

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オーガビッツ 和綿プロジェクト

はじまりはテキサス産のオーガニックコットン。
その素材を純国産でできないか? という問いかけに‥。


吉田玲雄 :ポータークラシックには「KICHIZO」という我々の祖父の名前を掲げたブランドがあるのですが、そのデビュー作のひとつとしてオーガニックコットンを使ったカバンをデザイナーの晃務が作ったんです。そのときオーガビッツさんがテキサスからオーガニックコットンを手配してくださって、おかげ様でベストセラーになりました。その流れの中で「日本のオーガニックコットンも使えないですかね?」なんて、素人の発想で質問したんです。で、ちょっと時間がかかるかもしれないけれど待ってねと言われて、それから数ヶ月後に「玲雄さんニュースあるよ」って、この話が始まったんです。

吉田晃務 :もともとポータークラシックはメイド・イン・ジャパンにこだわっていて、作りも生地も安いものでなく、日本のいいものを使うということで、道着の生地を使ったシリーズなどをずっと展開してきました。ですから、ぜひとも和綿のオーガニックコットンで何かを作りたいということで3年ほど前からお世話になっています。

吉田玲雄 :和綿を栽培しておられる渡良瀬エコビレッジの町田さんに初めてお会いしたとき、道着の生地を使ったパンツを履いていらして「どうしたんですかそれ!」って、これはもう縁だなと思って(笑)。そういう出会いでしたね。

————その年に収穫された和綿で作ったのが、2011年発売のストールですね。

吉田玲雄 :収穫される量には限りがあるので何を作るかというときに、晃務からの提案でストールが一番効率がいいとなって。

吉田玲雄 :Gパンだと20本も作れないですから。

オーガビッツ :町田さんの和綿もスポンサーがなく、用途が決まっていない状態でした。こういう出会いがあったおかげで、何を作りましょうという話がようやくできるようになったんです。

町田武士 :和綿自体を商品化するというのは、明治時代あたりまでさかのぼればあったと思いますが、おそらく戦後はなかったでしょうからね。

吉田晃務 :ポータークラシックは普段からメイド・イン・ジャパンだって言っているんですけれど、種からメイド・イン・ジャパンですから。これはもう興奮しましたよ。途中の工程もすべてメイド・イン・ジャパンで、最後に手前どもの工房で刺繍するんですけれど、すべてメイド・イン・ジャパンです。